英会話を続けているけど、効果が実感できない。
他の人はどんなレッスンの受け方をしているのか知りたい。
上達に効果的なレッスンの受け方はどんな感じだろう?
オンライン英会話は1コマ20分〜30分のレッスンと短いので、効果的にレッスンを受けないと英会話力のUPにはなりません。
英語がまったく話せなかった私が10年オンライン英会話を続けた経験から”やってはいけない”レッスンの受け方をお伝えします。
これさえしなければというポイントをお伝えしますので、注意して効果的なレッスンを受けて英会話力UPさせてください。
オンライン英会話をしてもやり方がダメなら効果がでない
私は2011年からオンライン英会話を続けています。ペラペラに話せるんでしょ?と思われるかも知れませんが、そこそこのレベルです。
なぜ、10年もやっているのに完璧に話せないのか?それは間違ったやってはいけないレッスンの受け方をしていました。
レッスンの受け方にもやって良いこと、悪いことがあります。今回はやってはイケナイ12個のこととなぜダメ?なのか説明していきたいと思います。
レッスンの始まってすぐの自己紹介に時間をつかう
自己紹介って挨拶だしやって当然と思ってる人多いと思いますが、気をつけなければなりません。挨拶をするのは問題ないのですが、自己紹介をしたあとの会話の流れを気をつけないといけません。
自己紹介って「名前」「住んでる場所」「仕事」「趣味」を話して終わりです。ひと通り自己紹介を終えると先生が自己紹介をはじめます。それが終わると「なんで英語を勉強してるの?」とか趣味の話に話題が移っていきます。
つまり会話がパターン化してしまうので、同じ会話を繰り返すことが多くなります。
そのやり取りばかりすると、他の話の展開をすることがないので新しい表現を覚えることができません。
自分から話題をふることができれば、色々な話の展開をすることができますが、初心者にはそこまでの英語力がありません。
とりあえずパターン化を避けるために、レッスン開始直後の自己紹介はやらないほうがいいです。
先生によりますが「自己紹介は必要?」って聞いてくる先生もいてます。その場合は「すぐにレッスンをはじめたい」と自分の意志を示してみましょう。
フリートークのレッスンばかり受ける
フリートークも同様で、話題は「旅」や「趣味」など偏った話題になります。話題が一緒なら自分の知ってる言葉の表現の中でしか話しません。たとえば「休みの日は何してるの?」とか「旅行はすき?」「いままでどこいった?」「オススメの国は?」
これも自己紹介と一緒で会話のパターン化になってしまいます。なので自ずと同じ表現ばかり使います。
同じ話題になると言葉の表現が増えないパターンなので、フリートークではなく話題を決めてやる方が、いろいろな表現が身につきます。
フリートークではなく話題を決めることで、ぜひやっていただきたいのが、話題に関する単語を事前に調べておくことです。
たとえば、「コロナ」をレッスンの話題にするなら、「在宅勤務」「緊急事態宣言」「手洗いうがいを強化している」など、普段使うことのない言葉を使うことになりますので、調べることが新たな単語を勉強することになります。
テキスト教材を使ったレッスンを受ける
オンラインスクールでは、テキスト教材が準備されています。それを使ってレッスンすることもありますが僕は10年近くやってきて2〜3回しか使ったことはないです。
理由は文章を読むだけになりがちだからです。ロールプレイと称して、「店員」と「お客さん」役に別れて、お店でのやり取りが書かれてる文章を読む。終われば逆の立場になって読む。
これの「レストラン」パターンや「病院」のパターンなど、いろんなシチュエーションが準備されています。
でも、終わっても表現なんて覚えてないです。自分で文章を組み立てる訳じゃないですから。読むことに集中してしまうのでただ読んで終わりです。
私の考える良いレッスンの受け方は、自分で考えて自分で発すること。自発的なアウトプットです。読まされて発する能動的なアウトプットでは、成長はありませんでした。
私の考える良いレッスンの受け方は、別記事にしてますので参考にしてください。

レッスン終了後に復習をしない
レッスンで出てきた新しい単語は復習するようにした方がいいです。人は覚えたことを1日後には約70%忘れてしまうそうです。
せっかくレッスン中に覚えたとしても、復習をしないと翌日には忘れてしまいます。復習は必ずするようにしてください。
復習ってどうやる?という方もいらっしゃると思います。特に難しいことはありません。ノートかパソコン、スマホでテキスト(メモ)アプリに、その日のレッスンの話題と出てきた単語を書くだけで大丈夫です。
話題:コロナウィルス
単語:感染する infected
在宅勤務 remote work
これを書きだして翌日のレッスン前に日本語をみて英語を思い出す作業を数日繰り返せば、覚えた単語が記憶に定着することができます。
おしゃべりな先生の話を聞くだけになる
先生によっては自分から話まくる人がいてます。オンライン英会話の先生といえど、海外ではバイトや契約社員として、英語の先生として働いています。必ずしも教えるのが上手い訳ではないです。
オンライン英会話は、話すことに重点を置かないとスピーキング力が鍛えられません。頭で考えずとも自分の言いたいことが英語でスラスラ出るようにしないといけません。
話を聞くだけでは会話する力は育ちません。レッスンに入ると自分から話題を振って、話の主導権を握ってレッスンを進めていきましょう。
聞き取れなかったことを聞き直さない
話の流れで何となく理解できる時もありますが、分からなくなった場合は、話を止めて「もう一回言って!」と言いましょう。「Sorry」って言うだけで大丈夫です。
つい、「話を止めるの悪いなぁ」と思ってしまうのですが、そこは割り切ってはっきり伝えましょう。
聞き取れない言葉があったと言うことは、あなたの知らない単語や言い回しが出てきたと言うことです。
新しい表現を学ぶチャンスを逃すことになりますので、空気読めなくでOK。話を止めて何と言ったか確認しましょう。
新しく出てきた単語をメモしておかない
レッスンを受けていると「知らない単語」がたくさん出てくることがあります。このときしっかりメモを取っておくことが大事です。メモを取らないとレッスン後、その単語を忘れていると思います。
新しく出てきた単語は覚えておけば、ボキャブラリーを増やすチャンス。かならずメモを取って復習に役立てましょう。
そして次のレッスンのときに使うようにすれば、より記憶に定着しやすくなります。
適当に講師を選んでいる
オンライン英会話の講師はアルバイト的な感じでやってる人が多いです。
私が直接、講師に聞いただけでも大学生、コールセンター勤務、自営業、不動産営業。何かしら別に仕事を持った方がいてます。そういう講師が悪いわけではないが、決して教え方のプロではありません。
良い講師を見分けるには、レッスンを受けるしか方法はありません。なので、出来るだけ色んな講師のレッスンを受けて、良かった講師はお気に入り講師に登録しておきましょう。
文法の基礎だけは勉強しておく
基礎中の基礎、中学レベルの英文法を理解できていない。これは最低限おさえておく必要があります。
理由として会話の中で、過去のことや将来のことを話すことがあります。そのとき、過去形、未来形など基本的な文法を分かってないときっちり伝えられません。
また、5文型を知っていれば、その型に単語を当てはめて話すだけで、それなりに伝わります。
なかなか話せない!という人は、文法を見直してください。
目的を明確にしておく
なぜオンライン英会話を受けるの?という事を明確にしておいてください。
・海外で仕事をしたい
・TOEICの点数を上げるためリスニング強化したい
・英語のアウトプットの機会としてやりたい
例えば海外で仕事をしたいのであれば、ビジネスで使う表現や話の流れがあります。
そういった場面を想定したレッスンを受ける必要があり、ただのフリートークではビジネス英語のレベルは上がりません。
講師にはビジネスの場面を想定したロールプレイ(講師が客、生徒がレストラン店員)などをすると、レストランで働く場合の英単語の勉強ができます。
または「スマホアプリの開発」というテーマで先生と議論を交わせば、普段使わない、いろいろな表現がでてきます。
自分の知ってる話題ばかりする
例えば野球が好きだとします。そうすると野球の話題ばかりしがちになります。これはNGです。
なぜなら同じ話題ということは同じ単語ばかり使ってしまうからです。たとえば野球の話をするとなると「どこのファン?」
「今日の試合は勝った?」「どの選手を応援している?」「どこがいいの?」など偏りがでます。
ときには知らないことを話題にすると知らない単語を使わざるを得ないので、話題は自分の興味のないことも交えてした方がいいです。
毎日、レッスンを受けない
英会話は毎日コツコツ受けることが大切です。慣れの部分が大きいので日々の積み重ねが大事です。
たとえば挨拶にしても、毎日決まった挨拶をしていると相手が言った挨拶に対して、考えなくても反射的に返せるようになります。
日本語でお先に失礼しますと言われれば、お疲れさまですと無意識に答えていると思います。
いちいち考えずとも反射的に答えれるようになるには、毎日レッスンを受けて慣れる必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?オンライン英会話でやってはいけないことを書いてみました。
たとえ毎日レッスンを受けたとしても、記事でお伝えしたレッスンの受け方をしていると、結果に結びつくことはありません。これは自分で経験したことなので間違いないと思います。
こうならないように、この記事のポイントを注意しながらレッスンを受けてください。
コメント