脳科学に基づく正しい子供の英語教育のやりかた

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脳科学から考える子供の英語教育

皆さんは身体の器官や機能の成長が著しい時期をグラフで表した「スキャモンの発達・発育曲線」を御存じでしょうか? この「スキャモンの発達・発育曲線」によると0~6歳が脳神経の成長のピークとされています。

昨今、子供の英語教育に「早期」が求められるのは、この臨界期を逃さないためなんです。

「早期英語教育」にきっちり取り組めば、子供をバイリンガルに育てることも可能ですよ。この記事では、脳科学に基づいた子供の英語教育についてご紹介します。

本当に可能?バイリンガルの育て方

日本生まれ日本育ちの子供にバイリンガル教育は少しハードルが高く感じますよね。けれど、幼少期から英語教育に取り組んでいれば、帰国子女でなくてもバイリンガルになれるんです。

日本人が英語のネイティブ発音を苦手とする理由に「言語の周波数」が大きく関わってきます。

というのも英語の周波数が2000hz~12000hz(米英語は750hz~5000hz)なのに対して日本語は125hz~1500hzと使用する周波数がとても低いのです。

なので、日本語だけを聞いて育っていると高い周波数は必要のないもの。と脳が判断し成長と共に聞き取り辛くなっていきます。

更に、各言語で使われる音の数。日本語は108音ですが、英語はなんと16倍。1808音も存在するんです。

英語に触れず、幼少期を日本語のみで過ごした場合。英語を話すのに必要な「高い周波数を聞き取る能力」と「実際に発音することが出来る音の数」がものすごく制限されてしまいます。

しかし、逆に言えば幼少期からネイティブな英語を聞かせて育てていると、日本にいてもバイリンガルに育てることが出来ると言うことなんです。

母国語の決まり方

 ワシントン大学の学習脳科学研究所に勤めるパトリシア・クールによる有名な実験があります。

日本人が英語の発音を習得する上で大きな壁となる「La」と「Ra」の音を日本で育つ赤ちゃんとアメリカで育つ赤ちゃんにそれぞれ聞かせ、何歳まで聞き分けることが出来るのか。と言うものです。

結果として生後6~8ヶ月までは聞き分けられる確率は同じでした。ですが、生後10ヶ月を超えてくると、日本育ちの赤ちゃんは段々と「La」と「Ra」の音を聞き分けられなくなっていきます。

これは、赤ちゃんの母国語が生後12ヶ月頃に決定し、その母国語に特化する成長を体が始めて行くと言うことです。

では、赤ちゃんはどのようにして母国語を判断するのか?。

これは普段より聞いている、御両親の会話やテレビなどの音から「統計」を取り、決めるんです。

なので、幼少期に聞かせる音を日本語に制限してしまわないことがとても大切になってきます。

英語と日本語は同時で大丈夫?

子供の早期英語教育については様々な意見が存在します。

上記で説明したようにネイティブレベルで英語を話せるようになるためには幼少期からの英語教育が効果的である。という意見。

逆に日本語と英語を同時に習得することによって、どちらも疎かになってしまうのではないか。と言う意見。

ですが、大切なのは両言語の教育を疎かにしないことです。

英語と日本語どちらも大切に扱いましょう。日本人のバイリンガルは英語を聞き取ったものは英語で理解します。

逐一、日本語に翻訳はしません。同じように日本語は日本語で全くの別のものとして扱うことが出来るので、教育もそれぞれをしっかりと行えば同時でも大丈夫なんです。

英語力だけじゃない、バイリンガルのメリット

バイリンガルのメリットは英語力だけにはとどまりません。英語と日本語を別のものとして切り替えて扱うことは、それだけで脳のトレーニングになります。

カナダの心理学者であるエレン・ビアリストクによるとバイリンガルはマルチタスクに優れていると言われています。

また、一つの物事に対して複数の視点から考えることができ、思考の柔軟性、身の回りの環境への適応力の高さ、コミュニケーション能力の飛躍などが認められています。

更にバイリンガルであることで活性化された脳はアルツハイマーなどの認知症の発症を遅らせるとの研究結果もあり、世界中から注目されているんです。

脳科学的におすすめの早期英語教育

脳科学的な観点から英語教育について考えた場合、やはり「早期」に取り組むことが重要になってきます。

では、どのような英語教育を行なっていけば良いのか、ここから説明していきますね。

超重要!英語耳の育て方

幼少期からの英語教育の1番のメリットといっても過言ではない「ネイティブ発音」。

これは英語の音を正しく聞き取る事の出来る「英語耳」ありきのお話です。上記のパトリシア・クールの実験では、赤ちゃんは1歳になるまでに周囲の環境から音を取捨選択し母国語を判断、特化した成長を始めて行くとお話しましたよね。

なので大切なのは音を制限してしまわない事です。意識的に日本語と同じように英語のネイティブな音も聞かせてあげましょう。

おすすめは対話、脳科学を踏まえた英語教育法

パトリシア・クールは映像などで英語を聞き流すよりも、人間が直接話しかける方が効果的だったと実験結果をまとめています。

例えば、同じ日本人でも関西と関東では方言があり、イントネーションが変わりますよね。これは子供が御両親との会話、身を置いている環境にもっとも多くの影響を受けている証拠です。

日本の義務教育では「読み書き」を先に行ってしまいますが、本来、人間の言語習得の順序として1番最初に取り組むのは「聞く」と「話す」です。

積極的に英語の歌を一緒に歌ったり、絵本を読んであげるなどして日本語と同じように英語を身近なものとして扱う努力をしましょう。

お家で出来る英語教育

英語教育の手段として英会話や英語塾がよくあげられますが、各教室には対象年齢があるのでしっかりと確認してから選びましょう。その前にお家で出来る英語教育についてご紹介します。

まずは幼児向けの英語教育番組やYoutubeを視聴させ英語の音を耳に届けることが大切です。

さらに、英語を単語ではなくフレーズで聞き覚えることが出来る絵本を読み聞かせもオススメですよ。

子供の英語教育に取り組む際に御両親にとって壁となってしまいがちなのが、ご自身の英語力です。

御両親が英語を話せるのであれば問題なし、もし英語を不得意としていているのであれば、子供と一緒に英語を学びましょう。

御両親が話せないから英会話教室に教育を預け切ってしまう。これはかなり勿体無いです。

子供の英語教育に大切なのは実は御両親の根気とも言われるほど言語習得はメリットが大きい分、道のりも長いものと覚悟する必要があります。

家庭内での英語教育に積極的になってあげましょう。

英会話に通う場合でも、プラスして家庭内での英語教育は必要になってきます。

御両親が一緒に取り組み、英語習得の成果を感じてくれることは子供にとってモチベーション継続の大きな要因にもなりますよ。

<<家での英語学習が重要な理由【しないと学力格差が拡がりすぎる】

適齢期を超えてしまっても大丈夫

英語教育が手遅れになってしまうことはあるのでしょうか。いいえ、諦めるのは早いですよ。

バイリンガルのように育てるには徹底した幼少期からの英語教育が重要になってきますが、ネイティブレベルで英語を扱えるようになるのに、遅すぎることはありません。

大人になってからでも努力を積んで英語を習得する方もいらっしゃいます。

特に子供の吸収力は凄まじいですから、今が最速だと思って是非、英語教育に踏み切ってみてください。

早期英語教育でやっておきたいこと3選

英語教育には様々な手段があります。どれも向き不向きが存在するので、まずはお子さんとの相性を確かめながら色々と試していくことが大切になっていきます。

そんなことをしている間に「早期」はどんどん終わってしまう。なので、これだけはやっておきたい早期英語教育法を3つピックアップします。

ネイティブな発音を身につける「英語のかけ流し」

やはり幼少期からの英語教育、バイリンガルを目指す英語教育の1番のメリットはネイティブ発音が身につくこと。

これは耳が成長してしまってからでは本当にハードルが上がってしまいます。

せっかく幼少期から英語教育を始めるのであれば、まず「英語の発音を正しく聞き取ることの出来る耳」を育てることが最優先。

そのために「英語の掛け流し」を日常生活の中に積極的に取り入れましょう。

やり方は簡単です。Youtubeを始めとする動画サイト、またテレビ番組では、幼児向けに英語圏の童話を取り扱うなど教育チャンネルが存在します。

それらの動画をかけ流し、また一緒に歌うことでネイティブな発音のインプットとアウトプットが可能になり、自然と身に付けることが出来ていきますよ。

<<こどもの英語教育につかえる「厳選!おすすめYou Tubeチャンネル」

単語ではなくフレーズで学ぶ

上記で説明したような英語教育のチャンネルでは、歌だけではなく単語やアルファベットを繰り返し練習するものもあります。

ここで注意して欲しいのが、単語ももちろん重要なのですが、英語のフレーズをまるっと覚えてしまう方がより身につくということ。

幼児向けのアニメーションは会話をしながら物事が進むので、日常会話で使うフレーズを覚えるのに最適です。

もし視聴している英語教育チャンネルに、フレーズが足りないなと感じたらアニメーションを探してみてください。

日本語の教育も忘れずに

つい、英語教育に力を入れてしまいがちですが、日本語教育は決して疎かにしてはいけません。なぜなら、生活圏が日本だからです。

日本語の教育を疎かにしてしまうと、日常生活でのコミュケーションや日本語での思考力が下がってしまいます。

英語力というのは学ぶ時期は関係なく、そもそもの日本語での思考力があってこそ成り立つものだということを忘れないでください。

子供はコミュニケーションを経て母国語を身につけていくので、日常生活はあくまでも日本語。習得をのために毎日英語教育の時間を取るようにしましょう。このメリハリが大切です。

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この記事を書いた人

 
 
  どうもデースケです。

  40代サラリーマンです。
  
  海外移住+配当生活を
  目指して
  貯めた1000万円を
  資産運用中
  
  それだけじゃ生活費
  たらないかもなんで
  動画編集・プログラミング
  ブログをしています。

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