
留学をしてみたいが英語が話せないんだよなぁ〜
英語話せなかったら留学はできないのかな?
もし話せなかったらどんな事に困るのかな?
話せないけど行くのはどうなんだろう?
留学を考えてるけど英語が話せなかったり、学校で基礎は勉強したけど
話す自信がない。そんな人が留学しても大丈夫なのか?
結論:大丈夫なんです。
大丈夫なのも理由があります。もちろん最初は困ることがあります。
そのあたりの詳細を書いてみましたので御覧ください。
読めば行くことに躊躇しなくなります。
英語(語学力)が話せなくても留学は可能

語学留学は可能
英語力に自信がない人は語学留学をしながら英語を学ぶのが良いでしょう。
語学留学では英語のレベルごとにクラス分けがされているところが
多いので、一番下のクラスを選びましょう。
一番下のクラスでも習っていない表現や単語が出てくることは
よくあるそうです。
中学レベル以下の英語力で留学できたという留学経験者もいます。
大学留学・大学院留学は難しい
語学留学ならそこで英語を学びながら生活していくことができるけれど
大学留学・大学院留学は英語を使って特定の学問を学ぶことが目的なので
難しいです。
ほとんどの場合入学するのにボーダーラインが設定されていて、それを達成した
合格証明書が必要とされます。
同じ大学の中でもボーダーラインが異なってくるので、しっかりした準備と
対策が必要です。
最初は辛い
英語力がなくても留学自体は可能ですが、最初3~4ヶ月はとても辛いそうです。
当然日常会話が英語なので、会話の全てが勉強ということになります。
リラックスして会話することがなくなるのはとても辛いでしょう。
英語力がない人ほど辛い期間が長いです。
英語が話せず困ることもあります

入国審査
出国して一番最初にぶち当たるのが、入国審査の壁です。
長期間になればなるほど入国審査でされる質問の数は多くなります。
「入国できなかったらどうしよう」という不安もあり上手く受け答え
できない人も多いみたいです。
入国審査は誰でも経験する場面なので、事前に聞かれることと答え方を
調べておくとスムーズです。
空港のスタッフは言語が通じない人に慣れているので、最低限のフレーズを
知っているだけで比較的柔軟に対応してくれます。
手続き
語学学校の入学手続き、携帯電話の手続き、インターネットの手続き、長期留学
ではビザ申請、銀行の手続き、賃貸手続き、電気・ガス・水道の手続きなど英語
で手続きを行う機会がたくさんあります。
一番最初にやらなければならないのは携帯電話の手続きです。
空港の中で手続きができる場合が多いです。
しかし英語がわからないとそこまでの道のりや携帯電話会社の説明なども
わからないでしょう。
手荷物検査に通った後から携帯電話手続きの場所への案内動画がネット上に
上がっていることもあります。
またSIMを変えるなど特殊な手続きがあるため、事前に手順を調べておくのが
良いでしょう。
交通機関を利用するとき
日本では交通機関が時刻表通りに動いていますが、海外ではそうではない
国の方が多いです。
時刻表自体がなく、「来たら乗る」というシステムの国もあります。
イギリスのバスは車内放送がないため注意が必要らしいです。
このように交通機関のルールは国によって大きく違います。
英語力が話せないと現地で周りの人の説明を聞くのは難しいと思うので
事前に留学先の交通機関のルールを調べておきましょう。
留学するまでに準備しておくべきこと

基礎文法・単語の勉強
英語が何もわからないまま留学してしまうとせっかく現地にいるのに
日本でもできる単語や基本文法の勉強をすることになってしまいます。
日本でできることは事前にやっておきましょう。
留学経験者の中では最低限TOEIC400点以上、中学レベル以上になっておくと
良いという意見が多いです。
しかし刺激がない日本でダラダラ勉強するより、いきなり留学をして
モチベーションを上げた方が効率が良いという場合もあります。
コツコツ勉強をすることが苦手な人は、その方が合っているかもしれません。
留学先の情報収集
事前に留学先の情報を調べておくと、英語で説明された時に理解しやすくなります。
交通機関のルールや商品の大体の価格などはもちろん、会話時のマナーや
国民性も調べておくととても役に立ちます。
スペインでは待ち合わせするときにわざと遅れてくるのがマナーだそうです。
日本と真逆で、相手を急がせないようにという発想らしいです。
また私が以前住んでいたタイでは子供の頭を撫でることは失礼というマナーがありました。
このようなことを知っているだけで現地の人と話す際でも不安が少なくなるでしょう。
留学に関する手続き
トラブルを防ぐためにも、日本でできる手続きは日本でしてしまった方が良いです。
ビザの申請などは国によっては国内でできる場合もあります。
大使館などに相談してみましょう。
また留学エージェントを利用すればその負担は無くなるため、英語力に
自信がない方にはおすすめです。
留学エージェントについては、別記事にまとめてみました。

英語が話せないのに留学してしまったら

行けば嫌でも勉強する環境になる
留学前に勉強しておいた方が良いとはいえ、長期間モチベーションを
保つのは難しいと言う人が多いと思います。
行ってしまえば嫌でも勉強せざるを得ない状況に身を置くことができます。
「今日もあまり勉強できなかった…。」と落ち込むことより行ってしまった方が
楽という人も多いでしょう。
日常生活で困るのを恐れることはない
日常生活のちょっとした困りごとならGoogleで解決できます。
また言葉が通じなくてもジェスチャーでなんとか伝わる場合もあります。
最初は全て自力で伝えることができなくても、普段の生活の中で徐々に
練習を重ねることができます。
結局日本で勉強するよりレベルが上がる

日本で勉強するにはモチベーションを高く保つこと、大学の授業や仕事の
隙間時間で勉強時間を確保することなどが必要になり、実は学習環境として
ハードルが高かったりします。
留学してしまえば日常生活で英語を使わざるを得ないことでモチベーションが
上がり、語学学校で勉強時間をみっちり確保して勉強するハードルを下げることができます。
英語力ゼロが幸いしてネイティブの英語レベルになる
日本で勉強しているとどうしても教科書通りの英語が身についてしまいます。
1回身についてしまったものを修正するのは、どうしても遠回りになってしまいます。
無駄に英語力がない方が吸収が早いという場合もあります。
語学学校は英語が話せない人が多いので安心
語学留学をする場合、語学学校には英語が全く話せない人も少なくありません。
”Hello”や”How are you?”しかいえない状態で行ったという留学経験者もいました。
初心者コースを選べば自分だけレベルが低いと言った状況は避けられるでしょう。
結論 ”話せない”で迷ってるなら行け
留学したいけど話せないしなぁ〜は、行かない理由にならないことが分かったと思います。結局、現地で困りたくないからある程度話せてから行くことに意味はなく、行ってしまえば自然と言葉は覚えれます。
たいせつなのは”留学に行こうかな”という気持ちがあるうちに行くことです。気持ちが冷めてしまえば行くことはないでしょう。
行けば話せない人たちがいます。行って困ることがありますが、かんたんに乗り越えられます。大した壁ではないので迷ったら行ったほうがいいです。