子供に英語学習をさせてバイリンガルにする方法

こども 英語 バイリンガル

自分は英語が話せないので子供には英語が話せるバイリンガルになってほしい

バイリンガルにならせるためにはどんな勉強をさせればいい?

バイリンガルに育てたら日本語って大丈夫なのかな?

子供には英語くらい話してほしいと思うご両親は多いと思います。でも自分は話せないのでどうやって勉強させるか方法を知らない方がほとんどだと思います。

英会話に行けば話せる。留学させれば良い。それはすべて間違っています。だった英会話に行っても留学に行っても話せないままの人はたくさんいます。

この記事では子供をバイリンガルに育てたいご両親に、英語学習方法を詳細にお伝えしますので、ぜひこの記事に書かれている方法でトライしてみてください。

目次

バイリンガルについて詳しく解説!

子供に将来のために英語を学ばせたいと感じている方は近年増えてきていると思います。
そもそもバイリンガルとはどのような英語力を持った人をいうのか、バイリンガルを目指すメリットデメリットはどんなことなのか分かりやすくお伝えします。

そもそもバイリンガルって何?


そもそも「バイリンガル」はどのような人を指すのでしょうか。英語でコミュニケーションが取れる人のことでしょうか。読み書きが完璧にできる人のことでしょうか。

実は、バイリンガルの定義ははっきりと定まっていないのです。なので、英語を使って会議ができる人も、聞くだけなら理解ができる人も、同時通訳までできる人もみんな「バイリンガル」となります。

つまりバイリンガルの中でのレベル分けはあるにしろ、二言語をある程度自由に操れる人のことを総称して「バイリンガル」と呼ぶのです。

バイリンガルに必要な力

では、バイリンガルに必要な力をレベル分けごとに見てみましょう。

①話し言葉レベル
聞く・話すができるレベルです。ネイティブの子供たちは幼児~小学校低学年の間に習得するスキルです。

②読み書きレベル
次の段階は読み書きです。言語の習得のことで、ネイティブの子供たちは小学校3~4年生からこの
能力が必要になってきます。日常会話を超えた、文学的な文章の読み書きができるようになるレベル
です。

③バイカルチャーレベル
言語レベルを超えて、それぞれの文化を身につけるレベルです。生活や遊びといったコミュニケーシ
ョンの中でも、時には日本人の自分として時には英語圏の自分として参加できるレベルを指していま
す。


お子さんに目指してほしいレベルは見つかったでしょうか。「何歳で・どのレベルの」バイリンガルを目指すのかという事を明確にしておけば学習の方針も決めやすくなりますし、途中で学習方法が迷子になりにくくなると思います。

バイリンガルを目指すメリット・デメリット

次に、バイリンガルになるメリットデメリットについてご紹介します。
子供のうちから英語に触れる量が多くなると、母国語である日本語への影響が心配になってくる方も
多いのではないでしょうか。


①メリット
1・小さいうちから英語に触れることで、英語圏のコミュニケーションの性質を備えやすくなりま
す。
つまり、物事をストレートに伝えたり感情表現がはっきりできるようになったりしやすいという事です。日本語と英語の両方を学ぶと、二つの言語の側面を身につけやすくなります。

2・多様な文化に触れることで海外文化に寛容になります。差別や偏見の気持ちを持たず、理解していけるという事です。

3・いわゆる「英語耳・英語脳」が育ちやすいという事です。これをメリットとしてとらえている方も多いのではないでしょうか。

英語を聞き分けることのできる耳や、英語を英語として理解する(頭の中で日本語に訳さずに理解できる)頭の回転は子供のうちでないと身につけることが難しいと言われています。また、単純に早く英語の教育を始めるほどに時間数が確保できるという事もメリットとして挙げられます。

②デメリット
早い時期から子供に英語を教えることで、二言語とも中途半端になってしまう状態をセミリンガルと言います。幼児期から英語教育を始めようとしている場合、多くの方が心配されている事だと思います。

無計画に英語漬けにしてしまったり、子供が混乱するような英語の学び方をさせてしまった場合に起こりやすくなるとされています。セミリンガルになってしまうのを避けるための方法に関してはこの後触れていきます。

また、英語教育の仕方によっては子供が負担に感じてしまう場合があります。そうなってしまうと英語が嫌いになってしまう事も考えられますので、バイリンガルから遠ざかることとなってしまいます。

親子で楽しく英語に触れよう

バイリンガルを目指すことのメリットやデメリットに触れてきましたが、英語教育の恩恵を可能な限り受けるためには、やはり親子とも楽しく英語に触れるという事です。

子供は英語に興味関心や親しみを感じ、親は英語教育の目標や目的をはっきりさせて余裕をもって子供に接することができる形がバイリンガルを目指すためにとても重要なポイントです。

子供をバイリンガルに育てるために重要なポイント3選

では、具体的にどのような学び方をしていくのが効果的なのでしょうか。ポイントを3つに分けてご紹介します。

英語が苦手な親でも大丈夫?

日本でのバイリンガルを目指す英語教育ですが、すべての方が国際結婚というわけではないはずです。もちろん、親自身が英語に苦手意識をもっている場合も多いと思います。

では、国際結婚でないとバイリンガルは育たないのでしょうか。それは違います。国際結婚でパートナーがネイティブの方だという場合の方が、正しい発音の英語に毎日触れられるわけですから、環境として好ましいことは魔がいないと思います。

ですが、そうでない場合でも、方法次第で英語教育の効果を上げていくことは大いにできるのです。

例えば親が発音に自信がない場合は、英語のCDや動画、英会話スクール等にも頼ります。簡単な英語での挨拶や短文の英語の絵本は家庭で取り入れます。そのようにして、様々なツールがある現代では、試行錯誤することで上手く英語に触れる環境を作ってあげることができるのです。

ポイント1 日常的に英語に触れる環境を作る

実際のポイントをご紹介していきます。まずは子供に日常的に英語に触れる機会を作ってあげましょう。

子供は覚えることも早いですが、忘れるのも早いです。生活の中に当たり前に英語が存在する環境を整えてあげましょう。英語のラジオやCDをBGMにして聞かせるのもいいと思いますし、挨拶や簡単な感情表現は英語で話しかけるのもおすすめです。

洋書の絵本をそろえていくのもいいでしょう。しかし、前述したように英語漬けにしないよう気を付けながら、あくまでも母国語は日本語であるという事を忘れないようにしましょう。

ポイント2 日本語と英語は分けて考える

バイリンガルを目指して英語教育を行う際、「これは犬よ。英語ではdog」というように英語→日本語という教え方をすることはお勧めできません。基本的に頭の中で一度訳すことはしていません。

バイリンガルの方は、英語は英語そのものとして理解します。日本語を話すスイッチと英語を話すスイッチを明確にすることで、日本語交じりの英語や英語交じりの日本語を話しにくくなります。

ポイント3 日本語を大切にする

先ほども記述しましたが、バイリンガルを育てる際には日本語を大切にすることが重要です。複数の言葉に触れている子供は母国語が弱くなりがちです。

英語の時間やシチュエーションを分ける、毎日コツコツと細く長く英語うを学んでいくなどの工夫をして、日本語の土台をしっかりと築くことも忘れないようにしていきましょう。

バイリンガルに育てるための実践方法

では、バイリンガルに育てるために実際はどのような方法やプランで英語を学んでいけばよいのでしょうか。具体的にお伝えします。

英語しか話さない時間を作る

英語に触れる時間を毎日持つことは英語教育においてとても大切です。親子で英語しか話さない時間を持ってみましょう。英語の絵本を読み聞かせてもいいですし、児童期には本の感想を英語で教えてももらうのも良いでしょう。

わからない言い回しは一緒に調べることで親自身の英語力も身についていきます。子供が飽きてしまわないよう楽しみながら取り組むことが大切です。

英語でしりとりをしてみたり、兄弟で英語を使ったボードゲームをしても楽しめます。

日常会話を少しだけ英語に置き換える


毎日英語に触れるためには、日常会話を少しだけ英語に置き換えることもおすすめです。例えば、最初は挨拶だけ英語で交わしてみます。

慣れてきたら感嘆文は英語で話してみたり、ご飯の時は英語で話してみるといった具合です。簡単なフレーズから始め、徐々に増やしていくことで語彙が増え、コミュニケーションの引き出しが増えていきます。

ネイティブと話す・聞く時間を作る(オンライン英会話や英語のDVDなど)

話す事と聞くことは切り離せません。覚えた表現を正しい発音で話せるように、ネイティブの発音を耳で聞く必要があります。こちらもできる限り毎日取り組むことがおすすめです。

週に何度も英会話やスクールに通うわけにもいきませんので、英語圏のアニメを見たり、英語教材のDVDを見ても良いでしょう。時間を決めたり、音を小さくしてBGMに英語のCDを流すことも良いと思います。

親も一緒になってコツコツと取り組むことが大切

バイリンガルに育てるための大きなポイントとして、親子でコツコツと英語の学びを続けていけることです。英語教育を行う上で、親子は二人三脚となる必要があります。

子供が英語を嫌いになってしまっては続けることが難しいのはもちろんですが、親が英語から離れてしまっても英語教育は続きません。

バイリンガルになるという事は英語とともに生きるという事です。英語が当たり前にある環境を作っていくとともに、家族で英語の文化を楽しみながらバイリンガルを目指しましょう。

まとめ

子供が英語を話せるようになると、人生において選択肢が増えます。学生時代を日本で過ごすのか海外で過ごすのか?働き始めたとき日本国内のマーケットを対象とするのか?世界を対象とするのか?

言うまでもなく海外で学び、世界を相手に仕事したほうが給与も高くいい人生は送ることができます。

ご両親がその手助けをするかしないかで子供の将来は変わってきます。

「やらない」という選択肢はないと思います。若い世代の人口が少なく非正規雇用ばかりなので、英語ができるだけで就職に有利になります。

こどもの将来を考えて英語教育をはじめていきましょう!

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この記事を書いた人

 
 
  どうもデースケです。

  40代サラリーマンです。
  
  海外移住+配当生活を
  目指して
  貯めた1000万円を
  資産運用中
  
  それだけじゃ生活費
  たらないかもなんで
  動画編集・プログラミング
  ブログをしています。

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