こどもに英語学習をしているが効果が出ているのか?がわからない。
自分のやらせている学習法はあってるの?
学習法は調べるとたくさん出るけど、本当にあってるのか判断がつかない。
こどもに英語学習をさせているけど効果が出ているのか分かりづらいですよね。少し単語を話せるくらいならできてるけどそれって効果がでているの?ってよく分かりません。
お金も時間も掛かるので何とか子供が英語をできるようにさせてあげたい。
ネットには色んな勉強法が出てますけど、どれが正解なの?と思いますよね。
この記事では逆に「お子様がこういうことを言い出したら失敗している」というものをまとめて見ました。自分のお子さんが当てはまらないか確認してください。
もし当てはまるなら勉強の改善方法も書いてますので参考にしてください。
こどもの英語教育、具体的な失敗例とその対処法
英語教育を行う中で誰もが一度は壁にぶち当たるかと思います。
失敗と言ってもそこで英語教育の全てが終わる訳ではありません。失敗の対処法を施してまた立て直すことを想像しながらお読みください。
子供が教材を飽きてやらなくなった

教材を何度も繰り返していれば大人だって飽きます。毎日同じものを食べていたら他のものを食べたくなるのと同じです。
例えば昆虫好きなら英語の昆虫図鑑など、興味のあるものの図鑑や本、DVDを渡してみてはどうでしょうか。好きなものを通して英語に触れ、時々教材に戻ったりしているうちにどんどん英語を吸収していくでしょう。
英語のアニメを嫌がる
「何を言ってるかわからないから日本語にして!」
と言い始めるのはだいたい3,4歳くらいからが多いでしょうか。
日本語が優位になるのは日本に住んでいれば当たり前です。でも、せっかくアニメやTVを観るなら英語で観て欲しいと思いますよね。
そんな時におすすめなのが、子供がいつも観ているお気に入りのアニメの英語版を観せることです。
知っているストーリーやセリフなのでもちろん観てくれますし、自然と英語の意味を理解できるようです。そのうちお気に入りのシーンのセリフを英語で言ってくれるかもしれません。
全く英語力がつかない
想像してください。もし自分が週に1回日本語を習ったとして、今の自分と同じくらい日本語が話せるようになったと思いますか?ほとんどの方はいいえと答えるでしょう。それくらい言語の習得には時間がかかるものなのです。
赤ちゃんもそうです。毎日言葉を聞いていて、単語を話し始めるのに約1年、ある程度きちんとした文章で自分の考えを話せるようになるには5年くらいかかっていますよね。
親の意向で子供に英語学習をさせている場合、子供本人に強い意志がない場合が多いです。
親子の温度差が大きくなり、ついイライラしてしまうことも多いでしょう。
確かに言語の習得に長けているスーパーキッズはいます。びっくりするくらい流暢に英語を話すので、自分の子供と比べてしまい落ち込んだりします。
ですが、短期間では成功か失敗かは決められません。人はそれぞれ伸びる時期が違うので、その時期がまだ来ていないだけだとのんびり構えましょう。
英語を話したがらない

子供が英語を話したがらない理由の一つに、英語を話す必要性がないから、というのが挙げられます。
子供は、日本語が通じる相手なら敢えて英語で話す必要性がないと無意識に認識しています。相手が英語しかわからない人だとしても、英語を話してまで伝えたいと思わなければ話さないでしょう。
本当に伝えたいと思った時だけ英語を話すのが子供です。
でもそんな機会を作るのは難しいですよね。
アウトプットの機会はあるに越したことはないです。あったとしても無理に英語を話させようとする必要はありません。むしろそれが英語嫌いに繋がる可能性もあります。
子供は英語のシャワーを浴びていたら、充分に自分の中にそれをため込んでいます。英語を話したい、話さなければならないと思ったその時に、それまでにため込んでいたものを発揮し始めます。
親の熱が冷めて子供も英語から離れていった
ものすごく気合いを入れて英語教育を始める親御さんがいます。気合いを入れることはいいことですが、子供の英語力が思うように伸びなかったり拒否されたりすると、段々モチベーションが下がってくるのは当然です。
親の「モチベーション」が下がれば子供だって「モチベーション」が下がります。両者共に英語から離れて行ってしまえば中断せざるを得ません。
英語教育は一朝一夕に結果は出せないものです。スタートダッシュはしないことを強くお勧めします。
細く長く、時には立ち止まって休憩しながらペースを乱さないように、まずは親御さんが楽しんでください。
疲れた時は、なぜ英語教育を始めたのかを思い出してください。豊かな将来を築く一つの材料にしたいからではなかったでしょうか。その目的があればまた英語教育を楽しむことができるでしょう。
子供の英語教育で失敗しないための方法

英語学習を無理強いをしないでBGMに英語の曲をかける
英語にしろ他の教科の勉強にしろ、ついつい親のペースを押し付けてしまいがちですよね。ご自分も子供だった頃に、言われれば言われるほどやる気をなくした記憶はありませんか?
子供が遊んでいる時にBGMとして英語の曲をかけているだけでも英語耳を作ることができます。ある時急にその曲を歌いだしたりします。その時歌詞の意味が分からなくても、後々体系的に英語を学んだ時に理解が深くなります。
親も一緒にこどもと英語学習してみる
もし英語が苦手なお母さんなら、よく口にするフレーズを英語で言ってみることから始めてはどうでしょうか。子供にも親御さんにとってもメリットになります。
英語はそこそこ得意なお母さんなら、子供の英語の検定試験勉強と一緒にTOEICや英検の勉強をするとお互い張り合いができますね。
親の勉強する姿を見せるのは、英語に限らず間違いなく良い効果をもたらします。
一時的に英語学習をこどもにやらせない
色々試してもどうにも英語をやる気にならない時があります。おそらくほとんどのケースで一度はたちはだかる壁なのではないでしょうか。そんな時は一旦休憩してもいいと思います。
ただここで親御さんは、本当に終わりにしないために自分の中だけでルールを決めておいたほうがよいでしょう。
例えば、動画サイトを観るなら英語のものだけにする、BGMとしてかけ流しだけはするなどです。
何かを決めておかないと本当に辞めてしまうことになりかねません。継続は力なりです。
一時的に英語学習を止めても失敗ではない
一時的に英語学習を辞めてしまったことは失敗でしょうか?そうではないと思います。
どの習い事でもそうですが、伸び悩んだり休憩をしたり紆余曲折を経て、気づいたら英語力がついていた、となるのが一般的です。
自分の英語教育は失敗した、と思ってこれを読んでいる方、それは失敗ではなく試行錯誤している途中なのではないでしょうか。
とはいえ成績が、または数年後に立ちはだかる受験に向けて、そんな悠長なことは言ってられないというのも現実です。
子供の興味や特性をよく観察し、遊びながら、楽しみながら、気づいたら英語力がついていた、という教材や環境を整えてみてください。
そして、一時的に停滞したことを失敗と決めつけず、長期的な視野で英語教育を考えてみてはどうでしょうか。