
英語の発音練習をしたいがどうやるのか分からない。
発音の練習をしているが、なかなか上達しない。
英語の発音はどう練習すれば良いのかわかりませんよね?また練習している方でも上達しているか実感ない人も多いと思います。
私も映画などみて真似してやってみたりしましたが、いざ海外の方と話そうとしても彼らのような発音で話すことはできませんでした。
どうすればキレイな(ネイティブのような)発音ができるのか、色々と試してみました。1番手軽だったのがアプリを使っての発音練習です。効果的で、オンライン英会話の先生にも「発音がキレイ」と褒められるようになりました。
今回は、英語の発音練習保方法と発音以外にメリットがありますのでご紹介してきます。。
英語の発音を勉強するメリット
英語の発音を勉強するとリスニングのレベルが上がる
英語と日本語では、母音と子音の数が違います。
英語には、母音が16種、子音が22種あります。日本語には母音は5種(あいうえお)、子音が13種。英語の方が圧倒的に多いです。
例えば、日本語の[あ]に近い音は英語だと[a][ʌ][æ][ɑ]と4つあります。
発音の練習を通して、それぞれの[あ]を言い分けることができれば、耳でも聞き分けができるようになります。
発音の勉強はリスニングにもつながることを意識して声に出して練習をしてください。
英語の発音を勉強するとスピーキングのレベルも上がる
英語を話すのはちょっと恥ずかしい、そう思ったことのある日本人は多いのではないでしょうか。
英語が下手だから。発音が上手じゃないから。通じなかったらどうしよう。
そんな発音に対するコンプレックスが大きな壁となると、苦手意識が作られてしまいます。
正確な発音ができるようになると、英語は通じやすくなります。英語が通じると、自分の英語に自信が持てるようになります。英語に自信が持てると、よりスピーキングに対するハードルが下がります。
また、発音がしっかりしていると、多少文法がいい加減でも、こちらの言いたいことが伝わりやすくなります。極端なケースでは、単語のみでもコミュニケーションが成り立つのです。
つまり、発音を勉強することによって、スピーキング力がつくのです。
英語の発音を勉強するとき意識すること
英語の発音勉強していくうえで意識する必要がある、たいせつなことが2つあります。それは
・母音(ぼいん)、子音(しいん)を覚える。
・単語のアクセントを意識して発音すること。
ここを意識しながら発音練習するのと、しないのでは結果がでるまでの時間に差が出てきます。ただ何となく発音練習するのではなく意識しながら進めていってください。
英語の発音練習にたいせつな母音(ぼいん)
発音する上で「基本のキ」の母音。日本語のあいうえおに近い発音記号を集めただけでこうなります。
「ア」 に近い[a]、[ʌ]、[æ]、[ɑ]
「イ」 に近い[I]、[i]
「ウ」 に近い[u]、[ʊ]
「エ」 に近い[e]、[ə]
「オ」 に近い[o]、[ɔ]
ややこしいですよね。1つひとつの発音の方法を覚えるのは大切ですが、重要なのは正しく話せるようになること。微妙な違いなので最初は苦労するかもしれません。でも慣れてくれば絶対に使い分けができるようになります。
練習しながら覚えられるアプリは後ほど紹介します。
そして子音(しいん)
ややこしいところで、[θ][ð]でしょうか。Thの発音の[θ][ð]は、前歯と舌の間で摩擦を起こして発音します。
そんなこと言われても…となりますよね。これも、発音記号一つ一つ覚えるのがゴールではなく話せるようになるのがゴールです。アプリを使って練習しながら身につけましょう。
単語のアクセントを意識して発音する
ネイティブに近いクリアな英語を話すにはアクセントを意識してください。
インド英語、中東英語を想像してみてください。アクセントを意識しないと独特な英語になります
英単語は音節で分解されます。
「important」 は 「im」「por」「tant」と3つに分けられます。
アクセントの位置は真ん中のporです。
単語一つ一つのアクセントを覚えるのは大変ですが学習を進めると慣れるので、あきらめずに練習しましょう。
英語の発音練習の前に
のちほど英語の発音練習におすすめのアプリをご紹介しますが、発音練習をする前に、その準備運動をしてみてはいかがでしょうか。
口の準備と耳の準備に最適な動画をご紹介します。
正しい口の形を確認してみよう!
正しい発音に欠かせないのは、正しい筋肉の動かし方だと言われています。
正しい口の形、舌の位置、気をつけるべきポイントなど、口をアップにした映像や、口の構造がわかる図などで説明している動画があります。
「Hummingbird 英語発音矯正」
https://www.youtube.com/watch?v=P35RKYyQmko
発音練習をするときには、こうした口の形を意識して取り組むと、上達が早くなると思います。
日本人が苦手な音を確認してみよう!
英語には日本語で表現できない発音が色々ある、というお話をしましたが、具体的にはどういった音なのか、思いつきますか?
わかりやすい動画が、YouTubeにあります。例えばこちら。
「日本語にない6つの英語の母音!《サマー先生の英語発音講座#31》」
https://www.youtube.com/watch?v=FUsAoaI8QFg
日本語で「ア」にあたる [a][ʌ][æ][ɑ] を実際の単語を用いて解説しています。
日本人の発音と英語の発音を聞き比べられる構成になっているので、違いがはっきりわかります。
サマー先生のチャンネルには、他にも、日本人が苦手な発音にフォーカスしたレッスン動画があがっています。
「LとR」、「VとB」、「TH」、など、そうそう!わかる!となる例が紹介されているので、是非確認してみてください。
英語の発音練習におすすめのアプリ

アプリの種類には「発音理解」と「発音チェック」があり。
発音の勉強になるアプリは、大きく2種類(発音理解・自分の発音チェック)
に分けられます。
発音理解は、単語の発音を聞いて覚えることです。発音のインプットですね。
単語の意味を覚えるのとセットで学習できるアプリで効率的に学習を進めましょう。
自分の発音チェックは、自分が正しい発音が出来ているかどうかアプリで確認することです。
では、これまでいくつかアプリを使ったなかで特におすすめのものを紹介します。インストールは無料でアプリ内課金があるます。
発音理解系アプリのおすすめ

英単語アプリ mikan

英単語アプリは数あれど、使いやすさとコスパの良さはNo.1です。英単語がランダムで表示され4択から正しい英単語の意味を選択するアプリです。
英単語が発音されるので、発音と意味をセットで覚えられるます。
このアプリの良いポイントは間違えた英単語が記録され覚えるまで問題を出し続けてくれるところです。
ぜひ、このアプリで効率的に発音力・語彙力を並行して伸ばしていってください。
発音チェック系アプリのおすすめ
発音チェックアプリ「発音博士」

このアプリの特徴は採点が厳しく、採点基準が明確なこと。
画面に単語と発音記号が表示されていてお手本を聞いてから自分で発音をしてみます。自分の発音の点数だけでなく、発音を間違えた部分が表示されます。
それを踏まえてもう一度お手本を良く聞きなおすし、耳も英語の発音に慣れていきます。
はじめのうちは苦戦すると思います。慣れてくれば大丈夫なのでめげずに挑戦してください。
チェック方法番外編(google翻訳、Siri)
慣れてきたら、腕試しに「google翻訳」「Siri」に英語で話しかけてください。
✳︎設定を英語にするのを忘れずに!私は英語の勉強にもなるので普段から設定を英語にしています。
google翻訳に英文を音声入力して正しく表示されるかどうか確認してください。
正しく入力するのはなかなか難易度が高いですがぜひ試してみましょう。
もっと難易度が高いのはSiriです。「Hey Siri!」と話しかけて要件を英語で
言ってみましょう。無視されることもありますが続けてやってください。
まとめ
英語を上達させるには「発音」の練習が大事です。でも日本では発音の練習環境が整っていません。日本人はその重要性にも気付いていません。
アプリや「Google」「Siri」を使えば練習することができるので、最短で英会話力を上げたい場合は発音の練習をしましょう。
また「英会話」をすることも重要です。無料で数ヶ月英会話を始める方法を別記事にまとめていますので、こちらも読んで英会話に挑戦してください。
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