留学するための必要な英語力は?

英語はできなくても留学できる
「英語が話せないけれど留学したい。でも「英語力がないと留学はできないのでは?」と考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし実際、英語力がなくても留学すること自体は可能なのです。
英語力に自信がない方は現地に行ってから学校で英語を学ぶことができる語学留学や、現地の人の家に泊まるホームステイがあるからです。
語学留学は基本的に英語をこれから学ぶ人たちが通っているので初心者レベルのクラスがあり、困ったら学校からサポートが受けられます。
ホームステイをさせてくれる家の人は、もともと英語があまり話せない外国人の受け入れが積極的で、英語が間違っていても優しく教えてくれます。
だから心配しなくていいです。
もちろん英語力はあればあるほど良い
もちろん英語力がないよりは、もちろんあれば便利です。
留学するとなると日常生活が欠かせないからです。
英語が話せるといろいろな国の方々とお話したり異文化の物事に触れるようになるため、自分の価値観や常識が変わって視野を広げることもできます。
留学前にできるだけ英語力を上げよう
英語ができなくても留学できるとはいえ、行く前に少しは学んでおこうという気持ちになりますよね。
ここで気をつけておきたいのが留学の目的に合った勉強をすること。大きく分けると「読む」「書く」「話す」「聞く」ことです。
例えば現地の大学に通い、英語で論文を読み書きする必要があるなら読むこと・書くことの勉強をしましょう。
また、できるだけ現地の人と会話してコミュニケーション能力を上げたいのなら、話すこと・聞くことの勉強をしましょう。
しかし話すこと・聞くことは日常生活で必須なので、誰でもやっておいて損はないでしょう。
学習方法は本屋で参考書を買う、英会話スクールに通う、オンラインで個別指導を受ける、英語字幕で映画を観る、などなどたくさんあります。
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留学できる英語圏の国おすすめ5カ国
アメリカ(大学の選択肢が多い)

英語で留学と言ったら一番に思いつく国がアメリカだと思います。憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。
首都はワシントンD.C.で、自由の女神像やグランドキャニオンで有名です。
大学へ通うのであれば色んな大学があるので、選択肢がたくさんあるというのもアメリカ留学のいいところです。
また多民族国家なので、いろいろな人種や文化、性質の人と交流することができ
自分の価値観をアップデートしたい方におすすめです。
日本で生活していると絶対養えない価値観なので、アメリカ留学で身につけて欲しいです。
カナダ(治安重視するなら)

アメリカの隣に位置しているカナダ。首都はトロント。
北極圏に近く、雄大な自然が広がっています。オーロラやナイアガラの滝で有名です。
治安が良いため、初めて留学する方におすすめです。
注意して欲しいのは、選ぶ地域です。
西部は英語が公用語ですが、東部はフランス語だからです。英語で留学したいという方は、西部を選びましょう。
カナダをオススメする理由が治安以外にあります。
それは英語のアクセントがきれいということです。
英語は話されている国独特のアクセントがあります。アメリカでも場所によってクセがあるので、これから留学で英語を身につける方はカナダ英語がおすすめです。
オーストラリア(留学生の受け入れに積極的)

日本のちょうど下あたりの南半球に位置している国オーストラリア。首都はシドニー。カンガルーやグレート・バリア・リーフで有名です。
18世紀後半にイギリスの植民地となってから外国人の流入が盛んになった影響により、多民族国家で留学生が多いです。
オーストラリアの人は平等主義で権威に捉われない国民性と言われています。アジアやアフリカからの留学生が多いため、自分と同じような留学仲間を見つけたい人におすすめです。
オーストラリアは政府が積極的に留学生の受け入れを行っているので、受け入れ制度が充実しています。
また語学学校や専門学校は政府の許可を受けたところしかないため、悪質な質の悪い学校が少ないというのも安心できるポイントになります。
イギリス(日本人が少なく追い込んだ環境を作れる)

お洒落な街が広がっているイメージのイギリス。
首都はロンドン。ビッグ・ベンやエリザベス女王で有名です。
日本と同じ島国ですが、日本より遥かにグローバル意識が高い人が多いです。外部に出ていくことに積極的な国民性のため、シャイな性格の人は比較的少ないと言われています。
日本人比率が少ない傾向にあり、留学でありがちな日本人同士で固まってしまい英語のコミュニケーション力があがらないなんてことは避けれます。
逆にパブやパーティが盛んなので、多くの人とコミュニケーションを取りたい方にはとてもおすすめです。
フィリピン(留学費用が安く日本から近い)

東南アジアの南国の島フィリピン。
首都はマニラで、バナナや南国ならではの美しいビーチが有名です。
フィリピン留学のメリットはなんと言っても費用の安さです。他の国に比べて物価が特に安いので、お金がないけど留学に行きたい方にはおすすめです。
1ヶ月間の短期留学の場合、アメリカの留学費用に比べて30%も安いです。また学費と寮費だけの金額なので、飛行機などの渡航費用や生活費を考えるともっと安くで留学できます。
I T留学も兼ねたい場合はフィリピン中部に位置している『セブ島』がおすすめです。
『I Tパーク』という経済特区があり、その地区内ではI T系のビジネスを展開している外国人が多く、治安も良いのでI Tを学ぶには最高の場所です。
留学先を選ぶポイント【7選】

ビザの取りやすさ
ある程度の期間の留学を希望している場合、ビザが必要になってきます。ビザの取得条件など重要な項目はもちろん、役所のビザの手続きの速さなども調べておくと良いでしょう。
日本は役所の手続きが早いことで有名なので、他の国でギャップに驚くこともあるそうです。
留学費用について
用意できる費用は人それぞれです。
物価や家賃なども国によって大きく異なります。
航空費、交通費、生活費、学費などあらかじめ細かく予算を決定しておきましょう。
先ほど紹介した国に1週間語学留学をした場合の費用です。
留学先 | 留学費用 |
---|---|
アメリカ | 40万円〜60万円 |
カナダ | 40万円〜55万円 |
オーストラリア | 40万円〜55万円 |
イギリス | 40万円〜55万円 |
フィリピン | 25万円〜40万円 |
もう少し詳しく留学費用を知りたい人は別記事にまとめています。

留学目的を決めておく
英語の習得自体はいつでもどこでもできる時代です。
わざわざ現地に勉強しに行く目的を考えましょう。
事前に考えておかないと、語学留学なのに日本人とばかり
行動して肝心な英語力が身につかないなんて言うことになってしまいます。
目的の決め方や他の人はどんな目的で留学しているのか?も別記事にまとめています。

気候
気候は国や地域によって様々です。
日本のように小さい国ばかりではないので、当然同じ国の中で気候が全然違う地域があります。
国単位ではなく、地域単位で細かく下調べをしましょう。
例えば北欧では緯度が低く太陽の出る時間が短いので、毎日ビタミン剤を飲まないとうつ病になってしまう危険性のある国や地域もあります。
気温の問題が真っ先に思い浮かぶと思いますが、このように日本ではありえないようなことにも目を向けておかなければなりません。
留学する国の都会か田舎か?
都会に留学するか、田舎に留学するかによって留学生活は大きく変わります。そこでそれぞれメリットを上げてみました。
〈都会に留学するメリット〉
・たくさんの人に出会うことができること。
・交通網が発達している、店が多い、など便利であること。
〈田舎に留学するメリット〉
・都会より治安がよく安心して暮らせること。
・地域の人と深い関係が築けること。
自分の好みとそれぞれのメリットを考慮して、目的に合った方を選ぶようにしましょう。
居住地域の安全面を考える
世界的に見て日本は治安が良い方です。
すなわち日本人は油断しやすく、危険な人に狙われやすいのです。その中でも観光客や留学生を狙ったスリが多いです。
例えば署名運動をしていると見せかけて実はスリが目的で近寄るなんていうやり口もあるそうです。
また電車のなかで「日本人は特にスリで狙われやすいのでご注意ください。」と
言ったアナウンスがある国まであるそうです。
国や地域によってはスリに収まらず命の危険に至る可能性もあるかもしれません。留学前に予防法、対処法をしっかり調べておきましょう。
英語のなまり(イントネーションの違い)
英語は国によって訛りがあります。
中学・高校で耳にしていたような英語を好む方は、アメリカやカナダが良いと思います。また、イギリスも訛りが少ないです。
他に大きな理由がない場合は、訛りが少ない国を選ぶと良いと思います。
留学期間の違いによる英語上達力

1ヶ月程度の留学の場合
短期間の留学は、大学や会社に所属しながら長期休暇中に行けることがメリットです。
旅行と同じ感覚で気軽に行けるのも良いです。
しかしその代わり、英語力の上達はあまり期待できないです。
あくまでも、長期留学の前に慣れておくためであったり、とりあえず留学を経験してみようという方に向いています。
短期だとビザが必要なかったり、手続きなどの手間が掛からないのがメリットになります。
1年以内の留学の場合
数ヶ月滞在していると、ある程度留学生活に慣れてきます。現地で人との繋がりも多いでしょう。
また、それと同時に一番大変な時期でもあります。
相手が話す英語は聞き慣れてきたけれど自分が同じように英語を使って話すとなると難しく、挫折しやすい時期だと思います。
しかし逆に英語力が身についてきている証ともいえます。日本に帰ってきても英語の勉強を続けるモチベーションなりますし海外に移住や就職という新たな目標が現実の選択肢として実感できます。
1年以上の留学の場合
1年以上滞在していればだいぶ慣れるでしょう。
相手の英語での会話では困らないくらい上達しています。さらに流暢さや難しい言い回しを習得するには、もっと時間が必要になってきます。
いずれにしろ英語力はかなりUPしていることは間違いないです。
さらに英語学習とは別のその国でしか体験できないことなどにも挑戦できる余裕が出てきます。